2007年 2月8日(木)原宿RUIDO
プロとしてのinfixの歴史がここから始まったとも言える原宿RUIDOが長い歴史に幕を閉じる事となり、
最後に「ここでライブをやりたい!」という強い意志の元で開催したワンマンライブ。壁の落書き、楽屋の匂い、
階段の手すり…全てが当時のまま、思い出が蘇る。
気持ちは15年前に戻っていた。二人はリハーサルから
本番さながらに衣装を着て激しい動きもチェックする。
リハーサルも佳境。楽屋をガミーさん(Dr)太田さん(key)が突然訪れる。予定外の訪問に仍世もアキラも大喜び!
太田さんはポロッと「ステージに出ていいよ」…と。
それじゃ!といきなり『ACTIVE BOY』(当時未完成)を
耳でコピーして貰い、『UNIVERSE』を思い出して貰う。
当日の楽屋でいきなりおーちゃん登場が決まった(笑)。
益々本番へのテンションも上がって行った。
オープニング、久しぶりのアップナンバーから飛ばして行く。『Hang Him High』では熱くなり過ぎ?ていきなり歌詞が…(苦笑)。
そんなハプニングさえ楽しんでいた。本当にただのロック小僧に戻ってステージに没頭していた。
infix原点のライブが幕を開けた瞬間!
ステージ狭しと動きまわる二人。
時に熱く、時に思い出を噛みしめる様に…。
セルフカバーで生まれ変わった曲や10年以上の時を経て演奏された曲など、メンバーが深くこだわり、ファンからのリクエストが多かった曲など次々に披露されて行く。
皆さんも初めて生で聴く曲も多かったのでは?
アンコールではついにおーちゃん登場!
さらりと『涙・抱きしめて』を演奏。
そしてこの日、まだ未完成ではあったが新曲『ACTIVE BOY』を初披露した。
歌詞カードを見ながら…でも一番にオーディーに聴いて欲しかったのだ。
最後は予定に無かったガミーさんをステージに上げて『UNIVERSE』を熱唱。
きっと誰もが見たかった光景では無かったか。
「今日は客席には行かないから」と言っていた仍世だったが、会場の熱気と思わぬゲストに我慢できず?やっぱり客席へ突入した(笑)。
本当にお客さんと一体になりたい人間なのだ。
infix4人でのステージにボルテージも最高潮に!
もはやステージも客席も壁など無かった…。
ラストは皆さんに心から感謝を込めた挨拶。
毎回「この瞬間の為にライブをやっている」と言う2人ではあったが、この日は特別だったに違いない。
ヒロシさんは欠席(本当はヒロシさんが来る予定)でしたが、原宿RUIDOの最後のステージを飾るにふさわしいエンディング、ラインナップになりました。
スタッフも改めてinfixの底力を感じた夜でした。
「赤坂ブリッツでのライブを思い出して泣けちゃった」
とは楽屋に戻った仍世の弁。ひたすらの笑顔!
メンバーは新たな目的を見つけた様でした。そして
終わるにはあまりに惜しい夜でした…。
ライブは大成功。ありがとうございました!
© 2006. infix [www.infixweb.com] All rights reserved.